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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2017-10-10 2017年 10月号 2週次 365qt 947
世が私たちを圧倒するとき
列王記第二 16:5~20


<心の扉を開いて>
みことばを黙想し、みことばを伝えることを喜ぶことが神の国の民の正しい姿勢です。しかし世の文化が教会の内部に浸透し、神の国の民のあるべき姿に害を及ぼす場合が時々みられます。もし私たちがしっかりと気を持っていなければ、世の文化が私たちを圧倒し、世の人と全く区別のつかない姿で生きるようになってしまいます。今日の本文に登場するアハズを通して世の文化がいくら良く見えたとしても、投げ出してはならないクリスチャンとしての姿は何か、ともに考えてみましょう。



<みことばの種をまいて>
1. アハズがアッシリヤの王ティグラテ・ピレセルに使いを送り、頼んだ内容は何ですか。また、ティグラテ・ピレセルはそれに対してどうしましたか(7~9節)。
- アラムの王と北イスラエルの王が南ユダを攻撃してきたので助けてくれるように要請した。そのとき主の宮と王宮にあった金銀を贈り物として送った。
- アッシリヤの王は、アハズの願いを聞きいれ、ダマスコを攻め住民を捕えキルへ移し、レツィンを殺した。

2. ティグラテ・ピレセルに会いに行ったアハズがダマスコで見たものは何でしたか。アハズは祭司ウリヤに何を提示しましたか(10~11節)。
- アハズは、ダマスコに行ってそこにある祭壇を見た。そしてアハズは、その祭壇の図面と模型をウリヤに送った。
- 祭司ウリヤは、アハズが送った通りに祭壇を築いた。

3. アハズがダマスコで見た祭壇と同じ祭壇をユダの地に築かせた理由は何でしょうか。神様はユダの地に異邦の神の祭壇と同じ祭壇を築く行為をどのように思われたと思いますか。
- アハズは、アッシリヤが仕えていた異邦の神々の祭壇を驚きをもってみたようだ。自分たちより強い国が仕えている神々の祭壇をユダの地に導入し、アッシリヤに従い、益を得ようと願ったのだ。
- アハズは、さまざまな国々の宗教が混ざっている宗教を信奉した。神様は、ご自身の民が神様だけに仕えることを願われるお方なので、そのようなアハズの姿を喜ばれなかったはずだ。


4. アハズが青銅の祭壇を主に伺いを立てるためだけに用いると言った決断のことばは何を意味しているでしょうか(15節)。アッシリヤという強大国の文化を無分別に導入したアハズを見てどう思いますか。
- 異教の占いの方法を用いて主なる神様のみこころを知ろうとしたということを意味している。  
- 強大国を通して得られる利益のために神様との距離をおこうとしているアハズの姿を見てそれぞれ感じたことを分かち合う。


5. 世の文化が教会共同体の中に無分別に入ってきて、困難を覚えた経験はありますか。教会のなかにこのような困難が押し寄せるとき、これを克服するために何を準備すべきでしょうか。
6. 神が望まれることと、そうでないことを区別し、これを生活の中で実践させる聖書的価値観を持つために、私たちに必要なことは何でしょう。それぞれの考えを分かち合ってみましょう。



<人生の実を刈り取って>
いくら合理的で理想的な判断でことを解決したとしても、それが神様のみことばに先立つことはあり得ません。もし神様のみことばより世の益を基本とした決定が教会を揺るがすなら、それは神様が最も嫌われることであるでしょう。だから神の民が集まる教会共同体は、どのような場合にも神様のみことばに立った、聖書的世界観を持ち、すべてのことをみことば中心にひもといていく訓練が必要です。世の文化が私たちを圧倒するように見えても、みことばに根差した人生を生きる者は、揺るがされることはないという事実を覚え、主の完全な弟子として成長していくことを願います。

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