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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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2017-09-29 |
2017年 10月号 1週次 |
365qt |
965 |
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1 神様を忘れた結果 列王記第二 14:8~22
<心の扉を開いて> 人から成功したという評価を受けるとき、私たちは自らを省みて注意しなければなりません。「成功」という評価は人の気分を上向きにし、肯定的なエネルギーをもたらしますが、「傲慢」という副作用に広がっていく恐れがあるからです。だから神の民はつねに自分を省みて、周りを見回す眼目を持たなければなりません。今日の本文に登場するユダの王アマツヤは勝利を前にしてどのような態度を見せていますか。アマツヤの状況と決定、そして彼の最期を通して神の民が守らなければならない態度について考えてみる時間を持ちましょう。
<みことばの種をまいて> 1. イスラエルの王、ヨアシュがユダの王アマツヤの宣戦布告に対応するために用いたたとえとその意味は何でしょう(9節)。 - レバノンの野の獣が通り過ぎて、あざみを踏みにじったというたとえを用いた。これはユダが負けることは確かなことなので、戦いをあきらめるようにという意味。
2. エドムとの戦争で勝利したアマツヤは、ヨアシュの言葉を聞きませんでした。その結果どうなりましたか(12~14節)。 - エドムとの戦いにおいて勝利したアマツヤは、高ぶった状態でイスラエルと戦ったが、負けてしまった。
- 彼はヨアシュが ユダの王アマツヤを殺そうと捕らえたが、エルサレムの城壁をエフライムの門から隅の門まで四百キュビトにわたって打ちこわし、主の宮と王宮の宝物倉にあったすべての金と銀、器具、人質をとってサマリヤに帰った。
3. イスラエルの王ヨアシュの死後アマツヤに起きたことは何ですか。アマツヤが殺害された理由は何ですか(19~20節、参照/Ⅱ歴25:27)。 - エルサレムで人々が謀反を企て、逃げたアマツヤをラキシュまで追いかけ殺した。 - 治めた期間に無理な戦いをして民を苦しめ(Ⅱ列 14:7、 13~14)。ダビデの子孫が保っていた信仰を捨てたからだ(Ⅱ歴 25:27)。
4. アマツヤは主の目に正直に行ったという評価を受けましたが、高き所は取り除くことができませんでした(参照/3~4節)。アマツヤの悲惨な死と列王記の記者の評価を通して得ることのできる教訓は何ですか。 - 神様の目に正直に行ったという評価を受けたが、彼も父祖たちと同じように信仰の限界があった人物である。勝利を通して神様にもっと近づかないといけなかったのに、自らの野望を満たすために戦い、敗れてしまった。 - 神の民は、与えられた勝利ゆえに高ぶってはならない。いつも謙遜なこころをもって神様に近づかなければならない。
5. 成功、また、勝利という喜びに陶酔して傲慢になった経験はありますか。傲慢の結果は何でしょう。これを通して得る教訓があれば分かち合ってみましょう。 6. どのような状況でも謙遜に神様の御前に出て行くための決断と、具体的な実践方法を話してみましょう。
<人生の実を刈り取って> 神様の前で正直に行って、完全に従う人生を生きることは易しいことではありません。ややもすると自分に与えられた成功が、自分の能力と力によって成し遂げられたものだと信じるようになるからです。しかし神の民は自らを否定し、日々主のみ前で謙遜でなければなりません。自分に与えられた勝利と成功に陶酔して軽率に行動することより正しい信仰の本質を継承、発展することが神様のみこころなのです。だからいつもへりくだった心で神様が下さった希望を抱いて、神の国の民であるという自分のアイデンティティを覚えて生きる神の子となりましょう。
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目録
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