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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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2017-06-16 |
2017年 6月号 3週次 |
365qt |
1011 |
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体と心が疲れるとき 列王記第一 19:1~14
この世で神様のみこころを完全に行おうとしてみれば、自分でも気づかないうちに、無気力になってしまうことがあります。光と塩の役割を担って、神様の栄光を表す生き方をしなければならないにも関わらず、大きな挫折感を味わったりもします。肯定的に考えてみようといくら努力しても否定的なことが起こり続けるなら、これに打ち勝つことは易しいことではありません。今回は、本文を通して、世の価値観、世で語られる成功に対して、クリスチャンとして霊的戦いで勝利して生きていく秘訣は何かということを調べてみたいと思います。
1. イゼベルはアハブを通してエリヤが行ったことを聞いて、どのように反応しましたか。イゼベルの脅かしによって荒野に逃げたエリヤは、神様に何を求めますか(2、4節)。 - イゼベルは、なきがらをエリヤに送り、明日の今頃にはエリヤもエリヤによって死んだバアルの預言者たちのように死ぬだろうと伝えた。 - エリヤは自らのいのちを守るために荒野に逃げ、えにしだの木の陰にすわり、私のいのちを取ってくださいと願った。
2. 自暴自棄になっていたエリヤに、主の御使いは何をしましたか。エリヤはどのような変化を経験しましたか(5~8節)。 - 主の御使いは、エリヤにさわって、焼け石で焼いたパン菓子と水の入ったつぼを頭のところにもってきて食べるように言った。食べたあとふたたびエリヤが横になると、主の使いはもう一度やってきて、彼にさわり食べるように勧めた。 - エリヤは起きて食べ、飲み、力を得て神の山ホレブに移動した。
3. ホレブの洞窟にいたエリヤに、神様が語られたみことばは何でしたか。エリヤは何と答えましたか(9~10節)。神様の呼び声を聞いたエリヤの答えを通して何を知ることができますか。 - 神様はエリヤに「ここで何をしているのか」と尋ねられた。エリヤはイスラエルの人々はあなたの契約を捨て、主の祭壇をこわし、預言者たちを殺し、自分だけが残ったが、彼らは自分のいのちをねらっていると述べた。 - エリヤは、いのちの危険から差し迫った声で、神様に訴えていることがわかる。自分だけが霊的戦いをしていることや解決できない問題のために行き詰っている。
4. 神様は疲れているエリヤにどうされましたか(11~12節)。世の脅かしによって疲れているエリヤに、小さな御声をもって近づかれる神様を見て、何を感じますか。 - 神様は、風や地震、火の中にはおられなかったが、かすかな細い声をもってエリヤの前に現れてくださった。エリヤはカルメル山の時と同じように強く臨在をあらわしてくださる神様を経験したが、このような神様の御姿は初めてであった。 - 行き詰まりを感じているエリヤのために神様は、一番ふさわしい姿で、近づいてくださったことが分る。慰めと励まし、そして新しい使命を通して再び立ち上がることができるように神様は状況にふさわしく近づいてくださって力を与えてくださった。私たちはこのことを通して慰め励ましてくださる神様に出会うことができる。
5. 神様のわざを完全に担おうとして、疲れて倒れてしまった経験はありますか。その時自分を回復するために神様はどのような恵みを与えてくださいましたか。
6. 絶えず自分に挑んでくる世からの霊的戦いにおいて、疲れないようにするためには何をすべきでしょうか。神様の小さな御声を聞くために、あなたが決断すべき部分が何か、それぞれ考えてみて分かち合いましょう。
訓練され、しっかり武装していたはずのエリヤも、いのちが脅かされるという試練によって大きく落胆してしまいました。神様はこのようなエリヤを静かに訪ねてきて下さいました。 カルメル山のような荘厳な姿ではありませんでしたが、民の回復のために静かに訪ねてこられた神様は、大きな慰めになったでしょう。このように神様は、私たちの困難をご存知の方であり、ご自分の民を誰より愛されるお方です。したがって私たちは世からの脅かしに疲れてしまった時、静かに近づいて下さる神様に必ず出会わなければなりません。 人々は運の良し悪しを占って自分の人生を紐解こうとしますが、神の民は静かな声で近づいて下さる神様の御声に耳を傾けなければなりません。
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目録
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