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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2017-06-02 2017年 6月号 2週次.... 365qt 1004
主の祭壇を建て直せ
列王記第一 18:22~40

韓国の教会では、最近、礼拝の回復が叫ばれています。しかしそれぞれが考える礼拝の回復の姿は、様々なようです。ある人たちは、多くの人が集う礼拝を、またある人たちは熱情的な礼拝を「礼拝の回復」と考えます。いったい何が礼拝の本質でしょうか。エリヤがカルメル山で、崩れた主の祭壇を建て直す話を通し、主の喜ばれる共に集う礼拝が何であると聖書が教えているのかを調べてみましょう。
1. バアルに仕える者たちは何人いましたか。彼らは神のこたえを受け取るためにどのように行動しましたか(22, 26, 28~29節)。
- バアルの預言者は450人であった。
-彼らはバアルの名を呼んで、祭壇のあたりを踊り回り、血を流すまで剣や槍で体を傷つけ、狂ったように騒ぎ立てた。

2. 列王記の記者はエリヤが祭壇を直すことをどのように表現しているでしょうか(30, 32節)。これまであった祭壇を修理するのではなく、新しく築くという表現をしている理由は何でしょう。
-こわれていた主の祭壇を建て直す。
- これは、イスラエルが今まで主である神様に仕えていなかったことから、「主の祭壇がこわれていた」と表現されているのである。エリヤによって神様に正しく仕えるようになったので、壊れていた祭壇が直されたと表現されている。

3. エリヤは祭壇を築いた後に、神様のことをどのように呼んでいますか。何を求めましたか(36~37節)。これをバアルの崇拝者たちの儀式と比較してみるとき、どのような感じを受けますか。
-エリヤは神様をアブラハム、イサク、イスラエルの神、主と呼んでいる。イスラエルにおいて、主が神であり、自分(エリヤ)が主のしもべであり、神のみことばの通りにすべての事を行ったことを知らせてくださいと主に願っている。民が、主こそ神であり、主が民の心を翻してくださいと願っている。
- エリヤはイスラエルに与えられた契約と、自分に与えられたみことばに根ざしており、民に、主なる神を知らせてくださるように求めている。これはバアル崇拝者たちの熱狂的な態度とは全く違っている。


4. バアルの崇拝者たちの儀式とエリヤが祭壇を築いて祈った姿が、このように詳しく記録されているのはなぜでしょう。
-神様が受け取られる正しい礼拝がどのようなものであるかを明らかにするためだ。こわれていた祭壇を直すため、神の民がどのような態度を持つべきかを見せている。


5. あなたはどのような礼拝が理想的な礼拝だと考えていますか。毎週みことばと真理に根拠を置いた礼拝をささげていると思いますか。
6. 私たちが「崩れた祭壇を建て直す」ことをすべきなら、何をどのように実践したらいいのでしょうか。礼拝をたてあげるために具体的に何を実践できるか、分かち合ってみましょう。


神様が喜ばれる礼拝は、イエス様が言われたように「霊とまこと」をもってささげる礼拝です。礼拝には、多くの人が集まる事もあるでしょう。情熱的な雰囲気で礼拝することもあるでしょう。しかし、それは異邦の神に仕える者にも十分見られる現象であることを覚えなければなりません。神様がくださったみことばと真理に基づいて礼拝をささげるときにはじめて、その規模や雰囲気も意味を持つのです。したがって私たちは礼拝する時、どれくらいの人が集まったかとか、どんな雰囲気の礼拝か、などを考えるより、私がみことばと真理に根拠を置いて神様を見上げているのかを点検しなければなりません。まず、私たちの心の中にある祭壇が崩れていないのか点検して、ただひたすら真理に立って、正しい礼拝をささげる私たちとなりましょう。



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