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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2017-06-02 2017年 6月号 1週次.... 365qt 1046
困難に直面したとき
列王記第一 17:17~24


あなたは、なぜ自分の人生にこのようなことが起こったのかと、深く思い悩むほどの人生の困難に直面したことはありますか。ある人たちは、人脈や力に頼って問題を解決しようと試みたりしますが、簡単に解決されないことが多いように感じます。困難に直面した時、クリスチャンである私たちはどのような態度で立ち向かうべきでしょうか。自分に起こった苦難を、賢明な方法で乗り越えていくために、エリヤの姿を通して考えてみましょう。

1. 女の息子はどのような状況に直面し、息を引き取りましたか。女は死んだ息子を見て、何と言っていますか(17~18節)。
- 女の息子は「病気が非常に重くなり」遺棄を引き取った。女はこの状況を見て、エリヤに、自分の罪を思い知らせるために来たのかと言った。
-急に死んだのではなく、「ついに息を引き取った」と表現されているほどに、だんだんと死に至ったのである。このような状況を見て息子が死んだのを見て、母親である女は「私の罪を思い知らせ」るためにこのような状況になったのかと考えたのである。


2. 女の否定的な言葉を聞いたエリヤは、神様に「やもめにさえもわざわいを下し」と祈ります。エリヤはなぜ、そのように考えたのでしょうか(20節、参照/6~7、9節)。

-エリヤは過去に神様の約束に従って、烏が養うことを信じて、ケリテ川のほとりに行った。そこで神様は約束の通り烏を通してパンと肉をくださったが、約束の外にあった川はそのうちかれた。そしてその場所を離れなければならなかった。

-今回も神様はやもめのところに行けば食べものをくださると言われた。ここでエリヤは食べものを提供されて生き延びたが、思いがけず、約束の外の試練が訪れた。



3. エリヤとやもめはイスラエルの偶像崇拝によって、日照りの期間を生きていました。神様は、ご自分の民に苦しみの中でも生きられる道を繰り返し提示してくださいますが、完全な平安については保障していません。これはなぜでしょうか。
4. 「あなたの神」(12節)という態度から「あなたの口にある主のことばが真実であることを 知りました。」(24節)という告白へ変化した女を見て、どう思いますか。
5. 長い期間の日照りのような、耐え難い苦難のとき、あなたを支えてくださった神様の約束は何でしょう。ツァレファテのやもめのように、神様のみことばが真実であるという告白をしていますか。
6. 私たちは困難に直面した瞬間、変わらず神様の奇跡的な助けを必要としています。困難のとき、神様のご真実を覚えるために、普段どのような努力をしているか分かち合ってみましょう

まだ最後のさばきのときは来ていません。ですから、私たちは、さきに救いの約束を頂いて地上を歩んでいますが、まだ全てのものが完全にはなっていない時代を生きていることになります。多くの人々はエリヤに起こった苦難を見て、「このような状況でも、果たして喜べるものだろうか」という疑問を持つでしょう。しかしこの地上の人生が不完全であるがゆえに、私たちは困難に対して不平を言うより、感謝して喜んで、主がくださった約束のみことばを握って生きていかなければなりません。また私たちを救うための約束をくださった神様が私たちに対して良き御心を持っておられることを信じなければなりません。そうする時に、私たちはどんな状況にあっても、つねにそこに、恵みで打ち勝つことができます。

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