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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2017-05-02 2017年 5月号 1週次 365qt 1207
偉大な指導者としての資格
列王記第一 12:1~20

聖書で語っている偉大な指導者とは、神様のみこころが何かを知っている人です。神様が願っておられることは何かを知っており、神様の方法のとおりに民を治める人です。神様の思いを知って、行動するということは、簡単なことではありません。特に指導者の座についているなら一層難しいことです。しかし、私たちが生きているどの場所であっても神様のみこころにしたがって、神様を恐れながら生きる指導者であれば、もっと知恵をもって組織を率いていけます。華やかで、きらびやかだったダビデ王朝が分裂する歴史を見ながら、神様が願う指導者の資格について、もう一度考えてみることにしましょう。


1. イスラエルの民は、レハブアムをどこで王として擁立しようとしましたか。この知らせを聞いてやってきたヤロブアムとともにいた者たちはだれで、レハブアムに何を言いましたか(1~4節)。
-> イスラエルの民は、シュケムでレハブアムを王として擁立しようとした。しかし人々は、ヤロブアムとともにレハブアムのもとに行って、ソロモンの時代にあった強制労働や重い税金を軽くしてくれるように要求し、そのようにしてくれたらレハブアムに仕えようと言った。

2. レハブアムは民の要求について、だれと相談しましたか。彼らはどのような意見を言いましたか(6~11節)。
-> レハブアムは、父ソロモンが生きている間ソロモンに仕えていた長老たちに相談した(6節)。長老たちは、民に仕える者となって、彼らに親切なことばをかけるなら、彼らはいつまでもあなたのしもべとなるだろうと意見を述べた(7節)。一方レハブアムと一緒に育った若者たちは、
「私の小指は父の腰よりも太い」。つまり 父のときより、もっとくびきを重くしよう。そして「私の父はおまえたちをむちで懲らしめたが、私はさそりでおまえたちを懲らしめる」と言うように勧め、もっと厳しい懲らしめが必要であると助言した(10~11節)。



3. レハブアムはだれの意見に従いましたか。このような結果になった理由は何でしょう(13~15節)。このことが「主がそうしむけられた」と説明されているのはどういう意味だと思いますか(参照/ 11:11、30~33)。
-> レハブアムは若者たちの意見に従った。聖書は、これらのことは「主がそうしむけられた」ことであると表現し、アヒヤを通してレハブアムになされた預言成就のためにこのようなことが起きたと述べているのである。「主がそうしむけられた」ということばは、レハブアムには何の落ち度もなかったという意味ではない。レハブアムは高ぶりと愚かさのために、王国分裂の責任をとらなければならなかった。しかし究極的には、ソロモンが老年期に律法を守らなかったので、神様はこのような厳罰を決断され、このようなことが起きたのである。

4. イスラエルの民はレハブアムの答えにどのように応えていますか(16、18、20節)。レハブアムがダビデの家系の王であるにもかかわらず、神様がこのような結果を与えられた理由は何ですか。
->イスラエルの民の民は、自分たちとダビデは今後、何の関わりもないと宣言し、レハブアムが遣わした役務長官のアドラムを石で打ち殺した。ユダの部族以外はレハブアムに従う者はなく、ヤロブアムが北の10部族の王となった。
神様は神様の命令を守らないことを非常に嫌われる方である。もちろんソロモンの罪ゆえの結果ではあるが、レハブアムの高ぶりとおろかさのために父ソロモンの罪の赦しを得ることができなかった。神様はなによりもあなたとの契約を大切にされるのである。


5. 王国が分裂する姿を見て、何を感じますか。あなたの人生で神様のみことばに従うことよりも傲慢と愚かさに陥っているときがあれば、それはどんなときでしょう。

6. 傲慢と愚かさに陥らず、神様のみことばの通りに生きるためには何をしなければならないでしょうか。一週間、人生のどんな部分を変えるべきか、互いに分かち合い、互いのために祈りましょう。


レハブアムはヤロブアムとイスラエルの全会衆の要求を受け入れませんでした。彼は経験の豊かな長老たちの勧めには耳を貸さず、若者たちのことばに耳を傾けました。それでレハブアムは傲慢と愚かさを選択することによって、イスラエルの民から捨てられ、結果的に神様が預言者アヒヤを通してレハブアムに語られたとおりになりました(参照/11:30~33)。レハブアムはイスラエルの英雄であるダビデの孫でした。しかしきらびやかなダビデの家の歴史も、ソロモン時代に王と民が犯した罪により、レハブアムが王位に上るや否や、王国分裂に至ります。このように、律法と法律を守らず、傲慢と愚かさにとらわれた民を神様は忌み嫌われます。主のみことばにとらえられ、神様が願われるとおりに生きる主の民に私たちがなれますように。

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