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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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2017-03-02 |
2017年 3月号 3週次 |
365qt |
1069 |
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3 列王記 第一 3:4~15 使命に集中せよ 「私たちの神のために、この人々を王国とし、祭司とされました。彼らは地上を治めるのです」(黙5:10)。私たちはイエス様の恵みで「地上を治める」者として召されました。救われた者たちは、世を統治する王であるので、この地で神様がくださる平安と喜びを得て、この後に永遠の神様の御国を受け継ぐことができるのです。しかし神様はただこのような祝福と楽しみを味わわせるためにイエス様の十字架を通して私たちの罪をお赦しになり、私たちを子としてくださったのでしょうか。今日は聖書に記録された王のうち、最も多くの祝福を受けたソロモンを通して、神様が私たちになぜこれほどまで大きな祝福をくださったのかを考えてみましょう。
1. ソロモンは自分が王位に就いた理由を何であると考えていますか(6節)。
― 父ダビデが誠実と正義、真心で主の御前に歩んだので、神様は大いなる恵みを与えてくださり、彼の子どもである自分が、王位に就くことができたと述べた。
2. ソロモンは神様に何を求めましたか。神様はこの祈りを聞き、ソロモンが何を求めたと言われましたか(9、11b~12節)。
― ソロモンは聞き分ける心をもって主のしもべをさばき、善悪を見分けることができるように求めた。神様は正しい訴えを聞き分ける判断力をソロモンは求めたと言われた。
3. 神様はソロモンの祈りにどのように応えられましたか(10、12~13節)。神様がこのように応えられた理由は何でしょうか。
― 神様はソロモンの祈りを喜ばれた。それで彼が願わなかった富と誉れも与えようと言われた。神様はソロモンが王としての栄華を楽しむよりも、彼が王としてしないといけないことに集中し、それをよくすることができるように求めたことを喜ばれた。 4.ソロモンが従うべき模範として神様が提示されたのはだれでしたか。その人はどのように行いましたか(14節)。神様がその人をソロモンの模範として提示された理由は何でしょうか。
―ソロモンが従うべき模範は、父ダビデである。神様は、ダビデが神様のおきてと命令を守ったと評価された。ダビデは完璧におきてと命令をまもった人ではない。しかし神様を愛し、罪を指摘されたとき、徹底的に悔い改めた。また神様はダビデにイスラエルに永遠の国を建てようと約束された。だからソロモンはダビデの道を外れてはならないのだった。
5.私たちは救われた者の特権を味わうところに関心がありますか。それとも私たちの模範であられるイエス様に従って使命を担うところに関心をもっていますか。 6.私たちは世に遣わされたイエス・キリストの弟子です。私たちに与えられた使命は何でしょうか。それを一週間、完全に果たすためにどのような実践をしますか。
王とは、華やかで安楽な王宮に暮らし、自分がしたいことを自分勝手にできる地位の人だと思われますが、事実、その華やかさの後ろには非常に重たい責任感が存在します。歴史をひも解いてみると、自分に任された責任感に集中した王は成功した君主として評価されますが、特権に安住していた王は、暴君、あるいは無能な君主として、評価されるようになります。永遠の王であられるイエス・キリストは神の子でありながら、まったくその特権を味わうことなく、十字架での贖いの働きという使命にだけ集中されました。ソロモンの模範はダビデでしたが、私たちの模範はイエス様です。私たちは足りない者であるので、イエス様に完全に従うことはできませんが、何もせず、それを合理化するようなことをせず、主に最後まで従って行きますという心をもって人生を歩めるよう願います。
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目録
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