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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2017-03-02 2017年 3月号 2週次 365qt 1167
2
列王記第一1:41~48
ダビデが守った初心

私たちは初心を維持することが重要だという言葉をよく聞きます。初心を維持していると評価される人は、周辺の人たちからほめられ、模範にする価値のある人物であると認められます。しかし初めに始めたときの態度とは、全く違った姿で働く人は批判の対象になる場合がほとんどです。ダビデは何もなかったころにサムエルから油そそぎを受けた王として立てられたときも、最高の地位を退いて神様の約束のとおりに王位をソロモンに渡したときも、神様に栄光と賛美をささげています。今日の本文を黙想しながら、私たちが神様の前でどのように初心を維持して生きることができるかをともに考えてみましょう。

1.アドニヤが自ら進んで王となり、祝う客人たちと食べたり飲んだりしているとき、だれが到着し、どのような知らせを告げましたか(41~43節)。

―アドニヤが王となるとき相談したエブヤタル(1:7)の息子ヨナタンがやって来た。彼はダビデ王がソロモンを王に立てたという知らせを伝えた(43節)。

2.ダビデがソロモンを王としたあと、ダビデとその臣下たちはどのような反応をしましたか(46~48節)。

― ダビデはソロモンを王としたあと、彼を王の座に着かせ(46節)、ダビデの部下たちは、ソロモンがダビデよりすぐれた王となるようにと語った(47節)。するとダビデが寝台の上で礼拝し、新しい王を与えてくださった神様を賛美した(48節)。

3.サウルもダビデも、後に王位を継ぐ者が、自分よりもっとすぐれたものになるようにとの声を聞きましたが、それぞれ見せた態度が違っていました。どのように違っていましたか(参照/Ⅰサム16:13、18:7~9)。

― サウルとダビデも自分が生きているときに、自らの代わりとなる「油注がれた者」に出会った。サウルは、ダビデに対して怒り、のちには彼を殺そうとした。一方ダビデは、神様の摂理を賛美した。ダビデは自らの王位が神様から来たものであり、神様が王を立てられたということを確信したのである。

4.父親が生きているのに、王位を主張しているアドニヤの話を聞いたダビデの心はどのようであったと思いますか。それでも寝台の上で礼拝をしながら、すべての栄光を神様にささげているダビデを見るとき、何を感じますか。

5.初めには謙遜でしたが、長い期間、同じ仕事を続けていくなかで、変わってしまう人々がいます。私たちは初心を忘れないで神様が任せてくださる召命にしたがって謙遜に神様と周りの人に仕えているでしょうか。
6.ダビデのように、初めと後が一貫して謙遜であり、神様の主権のみを認める人であるためには、具体的にどのような実践が必要でしょうか。各自の決断を分かち合い、互いのために祈りましょう。

「初心」という単語が特別に存在しているのは、私たちが「物事を始めるときの心」を重要に考えているからです。クリスチャンはなおさらそうであることでしょう。私たちが信仰を持ち始め、仕え始めるとき、神様は私たちに喜びと感謝と感動と力をくださいます。しかし、目を覚ましていなければ、私たちを惑わす者が訪れるとき、その心を奪って行ってしまいます。私たちはこの重要な賜物を守るための努力を休んではなりません。毎日主のように、低いところで仕える訓練をし、主と対話をする時間を持つときにだけ、この尊いものを失わないでいることができるのです。ただで受けたものですが、これをきちんと守るため、最善の努力をする私たちになれますように。

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