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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2017-02-06 2017年 2月号 4週次 365qt 1150
ヨハネの手紙第三 1:1~11
真理のためにともに働こう
진리를 위하여 함께 일하라
教会では抽象的、象徴的なことばを多く使います。聖書のなかで、霊的真理を説明するために、たとえや象徴が多く用いられるだけでなく、それが教会で経験する多様で、複雑な状況を簡潔に伝えるために有効な道具になるからです。しかし時々はその抽象とたとえ、象徴のことばに埋もれて、その意味が何であるか悟ることができないのに、そのことばを理解したかのように錯覚してしまう場合があります。今日は教会のなかでよく用いられる「真理に歩む」、「真理のために働く」という抽象的な表現がどのような意味を持っているのか調べてみましょう。そして私たちがどれくらい真理に歩む生活をしてきたか考える時間を持ちましょう。

1.使徒ヨハネは、ガイオに対してどのような知らせを伝え聞きましたか。その知らせにどのような思いを持ちましたか(3~4節)。
― ガイオが真理の中で歩んでいるという知らせを聞いた。
― ヨハネは、この知らせを聞いて、非常に喜んでいる。

2.ガイオが行ったことば具体的にどのようなことでしたか(5~6、8a節)。使徒ヨハネはそのことを行う人はどのような人になると言いますか(8b節)。
― ガイオは、旅をしている兄弟たちに愛を施した。
―真理のための同労者になることができた。


3.ガイオが迎え入れていた人たちはどのような人たちですか。デオテレペスは彼らに対してどのようにしましたか(7、9~10節)。ガイオが巡回伝道者たちがののしられ、受け入れられないでいるにもかかわらず、彼らを愛したという事実に何を感じますか。
- 彼らは御名のために出て行き、異邦人からは何も受けることなく福音を伝える人々だった。




― デオテレペスは、意地悪いことばでののしり、兄弟たちを受け入れないだけでなく、受け入れたいと思う人々の邪魔をし、教会から追い出しているのです。

―デオテレペスが、かしらになりたがっているということから、彼が教会の中で影響力をもっていたことが推測できます。しかしガイオが、デオテレペスに折れることなく、彼らを受け入れたということに対してどのようなことを感じたのか分かち合っている。

4. 巡回伝道者たちを迎えただけのガイオが、使徒ヨハネから「真理に歩んでいる」「真理のために働く者」として評価されている理由は何ですか。

― 真理のために働くということは、直接、福音を伝えることだけでなく、彼らを助け、親切にするすべての良い働きのことを意味するためです。

― 真理とは 知識や教えではなく、主と教会のために生きることであることを意味するから。

5.私たちは福音のために社会的、経済的困難を受けている働き人たちに、どれくらい配慮し、顧みているでしょうか。宣教師、地方で伝道している牧会者、その他、様々なかたちで福音のために献身する人々にどのような思いをもっていますか。
6.今私たちの助けが切実に必要な働き人がいるなら、それはだれでしょう。彼らがどのような助けを必要としているのか、情報を共有しましょう。そして私たちが彼らをどのように助けることができるのか考える時間を持ちましょう。

使徒ヨハネは単純に説教を良く聞いて、聖書の内容を良く理解したうえで、道徳的な生活をする意味で「真理に歩む」ということばを用いたのではありませんでした。福音を伝えること、またその働きを担う人を迎え入れて応援すること、そして、それによる損害と非難をも受け入れることが、真理に歩むことであり、真理のためにともに働く生活なのです。私たちの周囲には、自分と家族の生計より、福音を伝えることに優先順位をおき、献身している働き人たちが思ったより多くいます。しかし多くの聖徒たちが彼らを、特別な人たちのように考え「私は彼らとは関係がない」と考えています。主は今も私たちに「真理のためにともに働こう」と語っておられます。この召しに従順をもって応答する私たちとなりたいと思います。

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