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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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2017-01-03 |
2017年 1月号 4週次 |
365qt |
1159 |
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ホセア書 8:4~14 価値のない熱心と礼拝 教会が多く立てられ、多くの人たちが自分の時間と財を喜んでささげて熱心に礼拝に参加すれば、神様が喜んでくださると考える人たちがいます。しかし教会の歴史を調べてみると、礼拝堂が多くなり、礼拝に参加する人たちの数が増えたときが、むしろ教会の暗黒期であった場合が多くあります。神様が喜ばれる、霊とまことでささげられる礼拝とはいったいどのようなものなのかについてのたゆみない探求なしに、堕落した人間の宗教心に従って礼拝すれば、むしろ神様の怒りを買うことになります。預言者ホセア当事、イスラエルの礼拝をよく見てみると、私たちがどのような心と態度で神様を礼拝しなければならないかについての教訓を得ることができます。
1.エフライム(北イスラエル)は何を多く作りましたか。イスラエルの民にどのような影響を及ぼしましたか(4b、11節)。 ― 銀と金で自分たちのために偶像を造り、多くの祭壇を造った。これらはかえって罪を犯す結果を招いてしまった。
2.北イスラエルが子牛の偶像に仕えたのはいつからですか。その理由は何ですか(参照/Ⅰ列王12:27~28)。多くの費用を掛けて礼拝する道具やそのための場所を作ることが、むしろ神様の怒りを引き起こしてしまうのはなぜでしょう(参照/Ⅰサム 15:22)。 - レハブアムから北イスラエルを独立させたヤロブアムが、民が主を礼拝するためにエルサレムに行くことがないように作った。神様はたくさんのいけにえをささげることよりも、神様のみこころ(律法)を知り、守ることを願われるお方である。
3.神様はイスラエルのために何をしましたか。これに対するイスラエルの民の反応はどのようなものでしたか(12節)。イスラエルの民がこのような反応を見せた理由は何でしょうか。 ― 神様はイスラエルのためにさまざまな方法をもって律法を教えられた。しかしイスラエルの民は、それを他国人のためのものと思った。イスラエルの民は、異邦人たちが偶像に仕える方法で、神様に仕えても神様は喜ばれるだろうと考えた。人間の宗教性に従い、神様がどのようなお方であるのか学び、研究することをおろそかにしてしまった。
4.イスラエルの民は、律法を学ぶこともせず、罪を遠ざけようともしないで、多くの費用を掛けて偶像や祭壇をつくり礼拝をしましたが、そのために、イスラエルは神様の怒りによって滅んだという事実に何を感じますか。
5.私たちは神様のみことばのどおり正しく礼拝するためにどれくらい努力をしていますか。私たちの礼拝が、霊とまことによってささげられている礼拝であると確信していますか。 6. まず私たちが、そして教会のすべての兄弟姉妹が正しい礼拝者になるよう助けるためできることは何でしょう。その中で今週実践できることは何ですか。
預言者ホセアが活動していた当事、イスラエルの民もそれなりに熱心な思いをもって、銀と金をささげて子牛の像を作り、祭壇を多く作って神様を礼拝しようとしました。しかし神様が教えられた方法に従わなかったので、また、罪を遠ざけようとしなかったので、彼らの礼拝はむしろ神様の怒りを買う偶像崇拝になってしまいました。いくら教会が多くなり、多くの礼拝がささげられても、そこに属する信徒たちがイエス・キリストの弟子として生きるために学び、変えられなければ、教会は祝福を受けるためだけに祈る場所、良い人に出会う社交場になるだけで、神様が住まわれる聖なる礼拝の場所とはなりえません。神様は今も霊とまことによって礼拝をささげる者たちを求めておられます。
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目録
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