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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2017-01-03 2017年 1月号 3週次 365qt 1163
ホセア書 4:6~14
みことばがなければ滅ぶ

現代の私たちは「知的基盤社会」を生きています。それほど知識が持つ重要性というのは絶対的で、早く効率的に、ためになる知識を得るためにみなが努力する時代が広がっています。そうであれば、世の知識を得るために最善を尽くす者たちが、神様とそのみことばに対する知識を得るため、どれくらい努力をしているでしょうか。また、私たちが毎週ささげる礼拝を通して神様の真理をどれくらい知ることができているでしょうか。私たちをとりまく数多くの情報の中、神様とみことばについてのものは、どれくらいの分量になっているでしょうか。今日は預言者ホセアの当時のイスラエルの姿と、現在の私たちの姿を比べて見て、私たちに必要なものが何かを考える時間を持ちましょう。

1. 神様は祭司長たちがするべきことをしないでいてイスラエルが滅びに至ったと語られました。イスラエルの民はどのような状況に直面していますか(6a、14b節)。
― 知識がないので滅び、悟ることができず滅びる。

2. 民に律法を教えなければならない祭司たちがしたことは何でしたか。祭司たちの律法に対する知識と霊的水準は一般の民と比べたとき、どうでしたか(8~9a節)。
― 祭司たちは罪のいけにえのためにささげられたいけにえを食べるのに忙しく、一般の民に比べ秀でたところがなかった。

3.神様のみことばに対する知識がない状態で、ささげられる礼拝行為はどういったものになりましたか。みことばに対する知識がないと、礼拝が堕落するのはどうしてでしょうか(12~13節)。
― 木、つまり偶像に伺いを立て、教えを受け、山々の頂でみだらな行為で礼拝をしていた。みことばに対する知識がないと他宗教が行う偶像礼拝とみだらな宗教行為を無批判に受け入れてしまってもそれが間違っていることだということがわからないから。

4.祭司長たちすら世に酔いしれて、みことばを教えず、民は偶像礼拝をしながらも神様に 仕えていると考えていたこの状況を見て、何を感じますか。
5.私たちはみことばを学ぶところに最善を尽くしていますか。以前よりみことばに対する知識が広がっていっているといえるかどうか、自分を評価してみましょう。
6.私たちがみことばをもっと良く知り、そのまま従う者へと成長するために、そして私たちの教会がもっとみことばの上に固く立てるようにするため、実践すべきことは何でしょう。

教会史を研究する人たちは、ほとんど500年前の宗教改革が起きた当時のヨーロッパ教会を教会史上もっとも堕落した時期として挙げています。まるでヤロブアム2世のときのイスラエルと同じで500年前のヨーロッパは、経済的にも社会的にも豊かで栄えており、美術、音楽など様々な文化も発展しました。しかし教会にはみことばがなく、聖職者たちは聖書について無知であり、信徒たちは聞いて理解することもできないラテン語でささげられる礼拝式典に参加しながら、これを通して神様がくださる祝福を受け取り、死んだら天国にいけると考えていました。華やかな礼拝堂、礼典、あふれる財政にもかかわらず、教会は神様のさばきを受けるしかありませんでした。私たちも目を覚まし、みことばのうえに自分と教会を建てる努力をしなければ、このような困難を受けることになるのです。今、みことばをもっとよく知るため努力し、教会のすべての奉仕がみことばのうえに行われるように最善を尽くす私たちみなになりましょう。

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