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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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2017-01-03 |
2017年 1月号 1週次 |
365qt |
1157 |
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マタイの福音書 28:11~20 守るように教えなさい
時折、過去の熱い体験の記憶だけで、今の信仰生活を維持しようとするクリスチャンがいます。以前はたくさん祈ったし、特別な体験もし、教会にも熱心に仕えたが、月日が流れてしまうと、以前の熱い信仰はどこかに行ってしまっていることに気付きます。決して主を否むことなんてできないと思っていた時間は、過去のものとなってしまって、それでも平気でいる自分を発見します。もし以前は燃えていたけれど、今はなぜこうなのかといった考えがあるなら、信仰を点検してみて、霊的回復を求めなければなりません。新年を迎えるこのとき、過去の私たちを振り返り、新しい年には、どのように主がくださる恵みを満喫し、使命を担っていくことができるかを考えてみます。
1.祭司長たちは、番兵たちに何をあたえ、何を命じましたか。番兵たちはだれの権威を恐れましたか(12~14節)。 ― 祭司長たちは、兵士たちに多額の金を与え、弟子たちが夜にやってきて、イエスを盗んで行ったというように命じた。番兵たちは総督の権威を恐れた。
2.イエス様はどのような権威と力を持っておられましたか。イエス様が弟子たちに命じられた内容は何でしたか(18~20a節)。 ―天においても、地においてもいっさいの権威を持っておられた。行って、あらゆる国の人々を弟子とし、父と子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、イエス様が命じていたことを守るように教えるように命じられた。
3.番兵たちとイエス様の弟子たちは、それぞれだれの教えに従いましたか。その影響力の時間的、空間的範囲は、互いにどのように違っていたでしょうか(15、19~20節)。 ― 番兵たちは、祭司長たちに指図された通りうそを言い、その影響力は、今日に至るまで、ユダヤ人の間に広まった。イエス様の弟子たちは、イエス様が命じられたことを守り、その影響力は時間的には、世の終わりまで、すべての民族に及んだ。
4.イエス様の復活を直接目撃した番兵たちが、偽りを言いふらしたのはなぜでしょう。このように驚くべき体験をした番兵たちが、偽りの使徒となった現実を見て、何を感じますか。 ― 驚くべき体験をしたとしてもイエス様の権威を認めず、世の権威の前にひざまずく者は、結果的には、偽り者となるしかなかった。教えが大切であり、どのような教えを受けるかによって行動が決まってくるからである。体験ではなくイエス様の教えについて黙想するしないといけないことを互いに分かち合うようにしましょう。
5.イエス様の力を認め、従いますという告白は、その教えを学び、行い、他の人たちを教え、守るように導きなさいという意味です。過去の体験にだけたよって、みことばを学び、教え、守ることをいいかげんにしていることはありませんか。 6.新年を迎え、私たちがイエス様の弟子として特別になにに集中しなければならないと考えますか。「すべての民族を弟子とし、バプテスマを授け、主の命令を守るように教える」使命を遂行するために行うべきことが何か、考えてみましょう。
イエス様の復活を直接目撃した番兵たちでしたが、彼らは祭司長たちの指示に従い、ユダヤ人共同体に偽りを言い広めました。彼らは金の権威にとらわれており、政治権力を恐れたので、復活の目撃者であったにもかかわらず偽りの使徒となりました。これは一時の経験が信仰の要にはならないということを非常によく現してる証しです。もちろん霊的体験はよいものです。しかし、私たちの信仰は、イエス様の権威とその教えに根拠がなければなりません。人々に伝え、それを守るように教えることこそが、私たちの信仰を固くするだけでなく、すべての民族を弟子とせよと命じられた主の使命を遂行する基本となるのです。2017年は、主の教えを学び、実践するところに集中する一年となり、そのような従順を通して主がくださる使命を成し遂げる私たちとなれますように。
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目録
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