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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2016-05-31 2016年 6月号 4週次 365qt 1188
創世記 33:1~11
しっかりと謝って、快く受け入れる

「血は水よりも濃い」ということわざがあります。血の繋がった血縁者の絆は、どんなに深い他人との関係よりも深く強いものであるという意味です。しかし、お金が血縁関係よりも大事だと思う人もいます。いくら深い絆で結ばれているといっても、お金が関わると葛藤の解決策を見いだせないことがよくあります。お金の問題のみならず、利害関係が関わると、中の親しい人も、敵に回ることがあります。もし、クリスチャンがこのような状況に直面したら、どうすればいいのでしょうか。みことばに登場するエサウとヤコブから、このような葛藤をどのように解決すればいいのかについて考えてみましょう。

1. ヤコブは、エサウと400人の軍勢を見て、どうしますか。これにエサウはどう反応しますか(3~4節)。
- 家族の先に立ち、兄に近づくまで、七回も地に伏してお辞儀をしました。エサウはヤコブを迎えに走って来て、彼をいだき、首に抱きついて口づけし、ふたりは涙を流します。

2. エサウはヤコブから送られた贈り物を見て何を聞き、これにヤコブは何と答えますか(8節)。
- エサウはヤコブが送った一段はみなどういうものなのかと尋ねます。ヤコブは、あなたの行為を得るために送って贈り物であると答えます。

3. ヤコブがエサウにこれほどまでに多く贈り物を送った理由は何だと思いますか(10~11절)。ヤコブの言葉から、彼が何に気がついたのだと思いますか。
- ヤコブはエサウの顔を、神の御顔を見るように見ていると言っています。それは、神様にいけにえを捧げるつもりでエサウに贈り物を送ったという意味です。エサウに贈り物を送ったけれども、神様に捧げているという意味です。また、神様が恵んでくださったおかげで、多くの物を所有できるようになったといいます。ヤコブは長子の権利が財産ではなく、神様の恵みであることに気がつきました。父の財産を受け継ぐことが重要なのではなく、父とともにおられた神様がともにいてくださることが重要であることを知ったのです。そして、彼が過去に犯した罪がどれだけ大きな罪であったかを認めています。

4. 長子は父の遺産を受けつくときに、ほかの兄弟の二倍を受け取ることが慣例でした。しかし、イサクから長子の祝福をもらったヤコブは、二倍の遺産を受け取るどころか、エサウに多くの贈り物を送らなければなりませんでした。神様がそうされた理由は何だと思いますか。
- 契約の民である神の民に財産は付加的なものにすぎません。神様はヤコブにいくらかの代価を支払わせることで、エサウとの葛藤を解決させました。そうして、ヤコブが犯した罪がどれほど大きなものであるかを知らせました。

5. 失敗をしっかりと誤り、その補償をしていますか。その反対に、相手の謝罪をしっかりと受け入れていますか。与えた損害に対してあまりにも大きな代価を求められたり、また受けた損害に対して補償が少なかったりしたことを嘆いていませんか。

6. 許しを請う人、許さなければならない人はいませんか。彼らにどのように誤り、また補償することができるでしょうか。このことをどのように実行に移せますか。

兄弟間の葛藤は、ヤコブが自らの過ちを認めることによって解決の糸口を見つけ、エサウとヤコブがお互いに歩み寄ることで解決します。ヤコブがすべては神様から与えられることを信じられなかったら、彼らの間に和解は成し遂げられなかったことでしょう。自分の罪を認めなければ、葛藤は続いたことでしょう。あなたはどうでしょうか。あやまちを誤る勇気、謝罪を受け入れる愛があるでしょうか。神様が願われる世界を築くために、実践しましょう。

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