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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2016-03-31 2016年 4月号 3週次 365qt 1133
創世記17:15~22
わたしの契約はわたしが立てよう

神様の約束は時に礼拝堂の中でのみ、または霊的世界においてのみ有効であるかのように感じられることがあります。講壇から語られるのは、神様が私たちを愛され、限りない幸福を与えてくださるというみことばですが、それはただ辛い現実をしばし忘れて慰めを受けましょうという意味に聞こえたりもします。言うまでもなく私たちは神様を信じ、イエス様を愛しています。しかし、みことばが現実に成就するとはどうしても信じられないときもあります。サラによって男の子を与えようという神様のみことばを聞いたアブラハムはまさにそのような心境でした。今日は、疑いの中にあったアブラハムに神様がどのように対応されたかを学び、私たちが神様のみことばにどんな心を持って反応すべきかについて考えてみようと思います。


1.サラによって男の子を与えようという神様のみことばを前にアブラハムはどのような反応を示し、どのように祈りましたか(17~18節)。
->アブラハムは笑ってそのみことばを信じず、イシュマエルが神様の御前で生きながらえるようにと祈った。

2.神様はサラから生まれる男の子を何と名づけ、イシュマエルに関する祈りについては何と答えられましたか(19~20節)。
->神様はサラから生まれる男の子をイサクと名づけられ、イシュマエルについてはその子孫を非常に多く増し加えて十二人の族長たちを生ませ、彼を大いなる国民とすることを約束された。

3.神様がサラから生まれる男の子をイサクと名づけた理由は何でしょうか。
->イサクとは‘笑い’という意味であり、男の子が生まれるということをアブラハムが信じられずに笑ったことを記憶に留めるための名前である。また、アブラハムに真の笑いを与えようという神様のみこころでもある。

4.神様がイシュマエルのための祈りに応えられた理由は何でしょうか。また、不信仰から来るこのような祈りをも聞かれつつ本来の計画通りに物事を成就される神様を見てどのように感じますか。
->サラによって男の子を与えるというみことばを信じずに捧げた祈りであったにもかかわらず、神様はアブラハムを愛し尊重されたので、その祈りにも応えられた。また、サラによってイサクを与え、イサクによって契約を立てるというみこころにも変わりがなかった。神様は主権者であられると同時に、ご自身の民の心を理解され、祈りを聞かれるお方だからである。

5.神様は私たちに平和と安息、そして世にあっては得ることのできない喜びを約束されました。私たちは神様のみこころとは全く関係のないものを求めたりしてはいないでしょうか。

6.神様は今も限りない愛と恵みによって私たちを導いておられます。それゆえ私たちはどんなに苦しい現実に直面しても主のうちにあって喜びを享受することができ、またそうでなければならないのです。この一週間、この喜びを享受するために何ができるかをそれぞれ分かち合ってみましょう。


アブラハムになされた数々の事を見ると、神様がどれほどご自身の民を愛し配慮しておられるかを知ることができます。神様のみことばが実現するはずがないという思いで捧げた祈りにさえも応えられ、その上さらに真の喜びの笑い「イサク」を与えてくださる方こそ神様です。空の鳥よりも野のゆりよりも尊い私たちの必要を神様がすべて満たしてくださるというイエス様の教え(マタイ6:25~32)や、「いつも喜んでいなさい、絶えず祈りなさい、すべての事について感謝しなさい(テサロニケ5:15~18)」とパウロを通して語られた神様のみことばは、決して非現実的で不可能なことではありません。私たちは皆、このような奇跡を毎日体験して生きるように召しを受けていることを覚え、その確信を持って一週間を勝利のうちに歩んでいきましょう。

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