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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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2016-03-31 |
2016年 4月号 1週次 |
365qt |
1206 |
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創世記12:1~9 慣れを手放すこと
慣れを手放すというのは簡単なことではありません。誰にとっても慣れた環境は心地よく、そこを離れるときには必ず不快さが伴うからです。もし神様が私たちに今日、全く見知らぬ場所に行きなさいと語られたとしたら、私たちはどのような思いを抱くでしょうか。家や学校、共同体、教会などを離れよという召しがあったら、直ぐにでもそれに従う勇気がありますか。今日神様がアブラムに語られた命令についてともに学び、神様のみことばの前に私たちがどのように反応しなければならないかについて考察する時間を持ちたいと思います。
1.神様がアブラムに命じられた内容は何ですか(1節)。 -> 神様はアブラムに対し、故郷と親戚と父の家を離れ、ご自身が示される地に行きなさいと語られました。
2.神様の命令を受けたときアブラムは何歳でしたか。また彼はどう行動しますか(4節)。 -> 神様の命令を受けたときアブラムは75歳だった。彼は神様のみことばに従い、甥のロトとともに旅立った。
3.アブラムがたどり着いたシェケムの場、モレの樫の木の周辺地域を支配していたのは誰ですか。また神様はこの場所でアブラムに何を約束されますか(6~7節)。 -> その地にはカナン人が住んでいたが、神様はこの地をアブラムに与えると語られた。
4.すでにカナン人が支配していた地にアブラムが天幕を張って神様に礼拝を捧げた理由は何ですか(7~8節)。 ->アブラムがその場所に祭壇を築き、天幕を張って主の御名によって祈ったのは、彼が神様のみことばに信頼してそこに滞在することを決めたからである。
5.神様の示された地がすでに他の民族に支配されていたにもかかわらず、アブラムはそこに天幕を張って神様を礼拝します。私たちはこのような信仰の決断をしたことがあるでしょうか。またはこのような生き方を望んでいますか。 6.私たちの人生の中で、慣れに甘んじて実行できなかった信仰の挑戦があるかどうかを振り返り、犠牲が伴うとしても神様の命令に従うために何をすべきかについて分かち合ってみましょう。
75歳のアブラムが故郷を離れるには相当な覚悟が必要だったはずです。長い時間をともに過ごした人々と慣れた環境を手放すというのは簡単なことではありません。さらに、神様の命令された場所に行ってみるとそこはすでにカナン人が占有している土地だったのです。アブラムはその土地に自分の家を建てることも出来ず、天幕を張ることしか出来ませんでした。アブラムの挑戦は始めから容易でなく、すぐに諦めてもおかしくないようなものでした。しかし彼は神様に信頼して挑戦し、諦めませんでした。私たちもこのような信仰の挑戦を経験しています。この世でクリスチャンとして生きるということ自体が挑戦であるからです。私たちがそれぞれ置かれている状況の中で、ただ神様に信頼し、恐れることなく挑戦していく信徒となれるように祈り、努力しましょう。
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目録
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