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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2014-02-26 2014年 3月号 5週次 365qt 1778
世々限りなく、星のようになる

1. 本文では、ダニエルが受けたすべての歴史的啓示が、終わりの時に起こる出来事を見通しています。終わりの時にどのようなことが起こりますか(1節)。
-> ダニエル書の黙示が記録された最後の段落といえる12章では、大きな苦難の時が来ることとともに、神様の救いが臨むだろうと見通している。

2. 終わりの時は、大きな苦難の時であるだけでなく、大きな救いの時でもあります。その時になると、多くの者が眠っている者のうちから目を覚まし、どのようになりますか(2節)。
-> 終わりの時に、眠っている者たちは目を覚まして永遠のいのちを受けるか、そしりと永遠の忌みを受ける。その時は、最終的なさばきの時となるだろう。

3. 最終的な栄光を受けることになる者たちは、どのような人々ですか(3節)。
-> 本文の「思慮深い人々」と「多くの者を義とした者」は、同じ対象を指す用語である。星のように輝く栄光を受けることになる者は、多くの人をいのちの道へと立ち返らせる、思慮深い人生を生きた人々である。

4. その次にダニエルが見た幻は何で、その内容は何ですか(5~7節)。
-> ダニエルは最後に、ふたりの人が川のこちら岸と向こう岸に立っている幻を見た。ダニエルがこのすべてのことの終わりについて聞くと、亜麻布の衣を着た人が、ひと時とふた時と半時が過ぎ、聖なる民の勢力を打ち砕くことが終わった時、すべてのことが成就するだろうと答えた。

5. 彼らの会話は、私たちに何を教えてくれますか。10~11節を参照して、互いの考えをともに分かちあってみましょう。
-> 「ひと時とふた時と半時」は、特定の期間と解釈するよりは、明らかに定められた時間があることを示す象徴的な用語として見るほうがよい。「すべてのことは必ず定められた期間が過ぎれば終わる」ということを教えてくれる会話である。この時、神殿が破壊されるといった苦難が臨むことになるのだが、その苦難がむしろ神の民を清くするきっかけとなる。聖なる民の勢力が打ち砕かれるように見えるその時が、救いの時となる。私たちが、すべてのものをみな失ったと考えるその時に、神様の救いが臨むだろうという預言である。イエス様の弟子たちは、イエス様が十字架にかかる姿を見たとき、聖なる民の勢力が打ち砕かれたと感じたかもしれない。しかし、まことの神様の救いは、その絶望の後に与えられた。同じことが、クリスチャンの人生にも適用できるだろう。

6. ダニエル書は歴史が偶発的に進むのではなく、確かな目的を持って神様の計画通りに流れていることを語っています。終わりの時が臨むことを準備する私たちができる思慮深いことには何があるでしょうか。今日、その道を歩むことができるように神様の知恵を求めましょう。


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