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月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。
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2014-02-26 |
2014年 3月号 4週次 |
365qt |
1765 |
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顔の輝きもうせて
1. 本文で、ダニエルはどこで、どのような出来事を経験しますか。その周りにいた人々にはどのようなことが起こりましたか(4~7節)。 -> ダニエルは、ティグリスという川の岸に人々といっしょに立っていた。そこで、ひとりの人の幻を見た。ダニエルがこの幻を見ているとき、人々は幻を見ることができなかったが、震え上がって逃げ隠れた。この幻は、ダニエルが、意識がはっきりした状態で、周りの人々といっしょにいた時に、ダニエルひとりだけに臨んだという特徴を持っている。
2. ダニエルが見た存在は、どのような外見をしていましたか(5~6節)。このような外見は、どのような姿を描写するための表現でしょうか(参照/黙1:13~17)。 -> ダニエルが見たある存在は、亜麻布の衣を着、腰にはウファズの金の帯を締めていた。からだは緑柱石のようであり、顔はいなずまのようであり、目は燃えるたいまつのようで、腕と足はみがき上げた青銅のようで、ことばの声は群衆の声のようだった。その人の服装は、祭司が着る服と似ている。そしてその人とからだは、そのかたちをそのまま組み合わせたというよりは、その人の栄光を一般的な表現を越えた方式で描写したものだとみることができる。このような存在は、人間というよりは神的な存在を描写したものである。
3. この存在をひとりで対面したダニエルに、どのようなことが起こりましたか(8~9節)。 -> この幻を見たダニエルはすべての力を失い、顔の輝きもうせ、その人のことばの声を聞いたダニエルは、それ以上立っていることができなかった。
4. 神的存在の顕現の前に立ったダニエルに、このような反応はなぜ起きたのでしょうか。お互いの考えを分かちあってみましょう。 -> このような説明は、ダニエルの力を圧倒する完全なる力、ダニエルの顔の輝きを圧倒する完全なる輝きを浮き彫りにする。 神的存在の完全性と絶対性の前に立った有限な人間は、存在の本質を自覚するしかない。このようなダニエルの反応は、以前、どんな存在に対面したときにも経験することができなかった、唯一かつ絶対的な神的顕現を前にした反応である。
5. あなたは、神様の絶対的な威厳と栄光を悟った経験がありますか。主の偉大さの前で、人間の誇りや力がどのような価値を持つと考えますか。私たちがイエス・キリストの栄光を考えるとき、このような感情を感じることができないなら、その理由は何だと思いますか。 -> 主の十字架の愛とその栄光の前で、自分のみすぼらしさと、自分が罪人であることを感じさせられる。主が私のような者を愛され、救われようとご自身を現してくださったこと自体が、身に余る恵みであることを悟らなければならない。
6. ダニエルを圧倒する威厳と栄光を持つこの存在は、神様の命令に従って遣わされたメッセンジャーの役割を担っています。このような神的威厳を持つ存在が、人間に仕えています。つまらない人間をこのような大きな栄光によって顧みられる神様をともに賛美し、感謝する祈りをささげましょう。
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目録
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