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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2014-02-26 2014年 3月号 2週次 365qt 1740
殉教的な祈りで勝利せよ

1. ダニエルが直面した危機は何ですか。その危機の中でダニエルは何を決心しますか(10節、参照/1~9節)。
-> ダニエルをねたんだ大臣と太守たちは、ダニエルをひきずり降ろすためにダニエルを危機に陥れる策略を練る。それは、ダニエルが神様に祈ることを禁ずる法令を制定して、ダリヨスにそれを実施させるというものであった。王以外の神や人に対して祈願をしたら獅子の穴に投げ込まれるという禁令が実施されたが、ダニエルはその事実を知っていながらも、いつものように日に三度ひざまずいて祈り、神様に感謝した。

2. ダニエルは大臣として、王が禁令の文書に署名したことを知りながらも、死を覚悟して祈ることを選び取りました。ダニエルは「あいていた」窓から、「いつものように、日に三度」祈りましたが、その内容は驚くべきことに「感謝」でした。こうした表現を見るとき、ダニエルの心理的、霊的な状態はどうだったと思いますか(10節)。
-> ダニエルは、神様に日に三度祈る姿を人々に隠さなかった。獅子の穴に投げ込まれるとしても、祈る習慣、つまり神様の署名がされた律法のみことばを、ダリヨスの禁令の文書よりも恐れる態度を見ることができる。自分がこの危機から脱け出すために祈るよりも、むしろ「感謝の祈り」をささげている。死の脅威の中で神様を選んだのは、より高い権威者の御前に自分のいのちを託した内なる平安を持っていたからだと考えることができる。

3. ダニエルの危険な祈りは、ついにどのような結果をもたらしましたか。これに対するダリヨスの反応と措置は何で、その効果はどうでしたか(14~16節)。
-> 一国の大臣が、神様に全き心で仕えたという罪で死刑囚となり、獅子の穴に投げ込まれることになった。ダニエルを惜しんだダリヨスは、彼を助けるために決定を保留し、様々な方法を講じたが、結局、彼を助けることはできなかった。帝国の王さえも、人を生かし殺すこと、つまり、救いの問題においては力になることができなかった。人のいのちを殺すことはできても、生かす力は持つことができなかった。それが、この世の権力の実体である。王はこのように告白する。「あなたがいつも仕えている神が、あなたをお救いになるように」(16節)。救いとは、神様にしかできないことである。肉なる生存の問題を通じて、この出来事は、結局は「いのちの支配者とは誰なのか」をとてもはっきりと示してくれる。

4. 大切にしていた家臣を死の境遇へと追い込み、一晩中目を覚まして夜を明かしたダリヨスと、それに比べて獅子の穴の中でも神様が獅子の口をふさいでくださることで、むしろ救いの喜びと感激の中で平安な夜を過ごしたダニエルの姿から、どのような違いが感じられますか(18~19、 22節)。
-> すべてのいのちを支配しているがごとく権威をふるっていたダリヨスの権力は、むしろ大切にしていた愛する者を死の境遇へと追い込む凶器となった。しかし、死の脅威の中で神様の力に信頼したダニエルは、苦難の場において喜びと平安の中にあった。信仰のパラドックスといえる。このように、自分の権力と財力により頼む者は気を煩わすが、神様を主とする者は平安の中で眠ることができる。

5. 神様の救いの働きを経験したダリヨスの反応を見るとき、救いの働きを経験した者が取るべき反応とは、どのようなものですか(26~27節)。
-> 神様の救いの働きを経験したダリヨスは、自分が影響を及ぼすことができる帝国の民に書き送り、神様を賛美せよと命令した。ハレルヤ!救いを経験した者は、神様をともに賛美し礼拝することを勧め、証しするべきである。

6. ダリヨスが署名した禁令の文書のような、この世から来る恐れのために祈りをあきらめたことがありますか。あるいは、殉教的な祈りによって危機を突破した経験がありますか。そのときの感激あるいは挫折など、自分の経験を分かちあってみましょう。

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