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小グループのガイド

月刊QT誌(日ごとに湧く泉)の 小グループ聖書勉強のテキストとガイドが見られます。


日付 題目 お名前 投稿数
2014-01-28 2014年 2月号 3週次 365qt 1818
ダニエル書3:1~18
苦難なときに光輝く信仰の告白

1. バビロン州の高官に任命シャデラクとメシャクとアベデ・ネゴは、どのような困難に直面しますか(3、5~6節、参照/出20:3~5)。
-> 太守、長官、総督、参議官、財務官、司法官、保安官、および諸州のすべての高官が、ネブカデネザル王が立てた像の奉献式に出席した。この場にシャデラク、メシャク、アベデ・ネゴも参加した(3節)。ネブカデネザル王が立てた金の像にひれ伏して拝まなければ、火の燃える炉の中に投げ込まれるという処罰を下される危機に置かれた(5~6節)。

2. 上の困難を絶対に避けられなくなる状況が、再び発生します。それは何で、ネブカデネザルから何と言われますか(8、15節)。試練の中で、3人の友人はどう反応しますか(16~18節)。
-> カルデヤ人たちからシャデラクとメシャクとアベデ・ネゴが訴えられた。もう避ける方法がなくなった。3人はネブカデネザル王から「どの神が、私の手からあなたがたを救い出せよう」と脅される。3人の友人は王に対し、自分たちを火の燃える炉から、王の手から救い出される方は神様であり、もうしそうでなくとも、王の神々に使えず、金の像を拝むこともしないという信仰を告白する。

3. 3人の友人が直面した危機の中でも、健全な信仰を告白できた理由は何だと思いますか(17~18節)。
-> 彼らは、神様のみこころや力について、確かな理解と信仰を持っていた(17節)。さらに、もし自分たちを火の燃える炉から救い出されなかったとしても、神様の主権に対する信頼があった。救い出されることも、救い出してくださらないことも神様の主権に属する領域なので、ただ神様の命令に従うことが自分たちのすべきことだということを知っていた。自分たちにとって利益になるかどうかは、優先して考えるべきことではないということを宣言したのである。

4. わたしたちが信仰生活の中で直面する、金の像を礼拝することのようなチャレンジにはどんなことがありますか(参照/エレ10:3~4;マタ6:24~25)。そのようなチャレンジに対してどのように反応しているのか、それぞれ話してみましょう。
(参考解説)ネブカデネザルが金の像を立て、その像を崇拝させる政策を取ったことは、2章の出来事と関連がある。彼は、ダニエルの夢の解き明かしにあった、バビロン王国が粉々に砕かれてしまうことを恐れていた。ゆえに、偶像を崇拝するという異教徒的な宗教政策によってバビロン王国の結束力を高めようとした。人々が金の像にひれ伏した理由は、ネブカデネザルへの恐怖と専制政治の報復への恐れのためだった。このように古代中東付近では、像を伏し拝むことで生死や吉凶への恐れを克服するという風習があった。わたしたちもまた、新自由主義や国家主義を例に挙げるまでもなく、財物万能主義、資格やキャリアによる成功主義がもたらす心の慰めを警戒しなければならない。財物を崇拝する態度は、現代の信仰者が克服しなければならない極めて深刻な課題である。イエス様は、金銭が神のような存在になり得るということを警告された。

5. 財物を崇拝する思想、財物万能主義といった現代の異教徒的な宗教観からの挑戦や、突如ふりかかる苦難を乗り越えるためには、何が必要でしょうか。
-> 時に、苦難や試練をくださる神様のみこころに対する確かな理解と信仰、恐れを克服するためのお金に対する態度の点検、信仰の共同体の中で互いに励ましあうこと、神様に対する共同体の礼拝の回復などが必要である。

6. 今週一週間、それぞれの人生に訪れるかも知れない経済面や健康面、信仰面での危機を乗り越えるために、互いに励ましあい、とりなす必要のある祈りの課題について分かちあってみましょう。

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